オイルタイマーって時間を計れるの？正確性を知りたい人必見！

オイルタイマーの「時間の正確性」を徹底調査するぞ〜！！
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オイルタイマーは “インテリア” に過ぎないのか！？

みなさん、こんにちは！ノスタリウムです。
皆様は「オイルタイマー」をタイマーとして使ったことはありますか？

…恥ずかしながら、私はありませんでした…。
(´・ω・｀)

むしろ眺めているだけで癒やされるから、それだけで満足しちゃってたんですよね笑

恐らく、殆どの方が

ぼーっと眺める癒しのインテリア

子どものおもちゃ

こんな目的でオイルタイマーを購入しており、
タイマーとして活用しているケースは少ないのではないかと思います。

どうして「タイマー」としての実力を調査するの？

最近、身近な人たちにオイルタイマーの良いところを聞いてみたんです。

「可愛い！エモい！楽しい！癒し系！オシャレ！子供が喜ぶ！イケメン！」
ありがとうございます！様々なイイところが皆様から挙がって参りました！笑
ありがとう、みんな。けど……

「時間が計れる」はどうしたぁぁぁぁぁ！？

インテリア・おもちゃとしてのイメージが先行している…？
「タイマー」要素が名前負けしているのではないか…？

世間の反応から、そう感じています。

・タイマーとして使いたいけど、信用していいの…？
・オイルタイマーの正確性を見せてくれ！！

そんな声にお応えしたく、
オイルタイマーのタイマー機能
（通称、ポタポタイム）の
正確性について徹底調査いたしました！

オイルタイマーがタイマーとしてどれくらい使えるのか、
忖度なし、捏造なしで徹底調査してみました！

ルール説明と調査項目

①調査対象

以下の４体のオイモンに実験に協力してもらいました！

タイプ	ぽたぽた	ぽたぽた	ぽたぽた・ぷかぷか	しゅわわー
ギミック	スロープ	歯車・スロープ	きらきらラメ	なし

「タイプって何？」と思われた方は、こちらもご覧下さいね(*^^*)

以下の２体は、３分のタイマーであることを自ら公言する自身満々ぶり！笑
その実力はいかに！？(*´艸｀*)

②計測終了の基準

ストップウォッチを止めるタイミングは
「普通に出てきた雫がゴールに着いたら」です！

「普通に出てきた雫ってどういうこと？」

普通に出てこない雫もあり、それはノーカウントということです笑

オイルタイマーを所持されている方はご存知かもしれませんが、終盤になると
絞りカスのような小さな粒が少しずつ、ゆ〜っくりスロープを落ちていくことがありますよね！？

このような小さな粒までカウントすると流石にランダム要素が強くなりすぎるため、
自然に落ちてきた通常サイズの粒が
落ちきった時点で、ストップウォッチを止めます！

③何について計測する？

以下の３点について明らかにしていきたいと思います！

・ A→B方向とB→A方向のポタポタイムの差はあるのか？

・ 同一方向ごとのポタポタイムのムラはあるのか？

・ 外気温によるポタポタイムの差はあるのか？

A→BとB→Aのポタポタイムの差は？

この調査で分かることは、精巧に上下対称で作られているか？ということです。

オイルタイマーに上下の区別をつけるため、オイルタイマーの両端をそれぞれA・Bとします。
目印としてA側には炎タイプ、B側には水タイプのポケモンのシールを貼ります。

A→Bへ液体が向かう時と、B→Aへ液体が向かう時で、
ポタポタイムにそもそも誤差が発生するのかを調査します。

「どうしてそんなこと調べるの？」

雫が落ちてくる出水口や、道中のスロープなどの
各部品の配置・取り付け角度などが
完全な上下対象でないと、
A→BとB→Aのポタポタイムの基準値にズレが生じるのでは…？と思ったからです。

極端な話、

「何かひっくり返す度に落ちる時間が変わるのよね…」
「調べたらA→Bは毎回３分３０秒くらいで、B→Aは毎回２分５０秒くらい…。困るわねぇ〜」

…ということが、発生するのかを調査します！

同一方向でのポタポタイムのムラは？

この調査では、同一方向のポタポタイムにどれだけムラがあるか、が判明します。

室温20℃くらいの室内で、A→Bの同一方向で10回動作させ、
平均値・最小値・最大値を計測します！

外気温によるポタポタイムの差は？

気温がポタポタイムにどれだけ影響を与えるのかも調査していきますよ〜！

オイルタイマーの商品ページには
「気温やその他条件によってタイマーの時間は変化します」

と記載してあることが多いのです。

確かに、気温で変わりそうな気はする…。
こちらも徹底調査し、事実を追ってみました！

調査場所は以下の2箇所です！

7月の炎天下の公園
（推定気温35度）

我が家の冷蔵庫内
（推定気温5度）

オイルタイマーの正確性、結果発表〜！！！

A→B と B→A のポタポタイムの差は？

下記の表をご覧ください。私は安心しました。

数秒の差はありつつも、ストップウォッチを押すタイミングのズレも加味すると

方向による差はほぼ０であることが証明されました！！

オイモン	動く方向	10回平均値	最小値 / 最大値
	A→B	3分08秒	3分02秒 / 3分14秒
	B→A	3分10秒	3分02秒 / 3分18秒
	A→B	1分9秒	1分01秒 / 1分12秒
	B→A	1分13秒	1分09秒 / 1分19秒
	A→B	4分54秒	4分01秒 / 7分14秒
	B→A	4分38秒	4分04秒 / 5分58秒
	A→B	3分01秒	2分58秒 / 3分05秒
	B→A	3分00秒	2分58秒 /3分02秒

ですが…。おや……？
3番目のオイモンのポタポタイム、ぶれまくり…？
短いときは約4分。長いときは7分以上かかっている…！？

なぜそうなったのか、更に調査してみました。

実はこのオイモン、♡や☆のラメが入っています。

このラメが雫の落ちる出水口に詰まった場合、
雫が落ちる間隔がゆっくりになっていたのです！！

ラメが入っているオイルタイマーは、
ブレが大きくなる可能性があることが判明しました！

同一方向でのポタポタイムのムラは？

※10回の計測での最大値を赤、最小値を青で記載します。

1回目	3分07秒	1分11秒	4分15秒	2分58秒
2回目	3分14秒	1分11秒	4分19秒	3分00秒
3回目	3分05秒	1分01秒	4分31秒	3分05秒
4回目	3分11秒	1分09秒	6分13秒	3分02秒
5回目	3分11秒	1分03秒	7分14秒	2分59秒
6回目	3分02秒	1分09秒	4分14秒	3分03秒
7回目	3分08秒	1分12秒	4分11秒	3分00秒
8回目	3分10秒	1分12秒	4分06秒	3分02秒
9回目	3分07秒	1分08秒	5分54秒	3分04秒
10回目	3分10秒	1分11秒	4分01秒	3分02秒
平均値	3分09秒	1分09秒	4分53秒	3分02秒
最小値と 最大値の差	12秒	11秒	3分13秒	7秒

3番目のラメ入りのオイモンを除いて、ブレは最大でも12秒。

タイマー機能の優秀さが分かる結果となりました！！＼(^o^)／

特に4番目のしゅわわータイプ。平均値は
脅威の3分02秒！！

「3min」と自らアピールするだけの実力があると証明されましたね！！

外気温による落下時間の差は？

それぞれの環境で10回計測した平均値です。

気温
5℃	3分24秒	1分20秒	5分22秒	4分12秒
20℃	3分09秒	1分09秒	4分53秒	3分02秒
35℃	2分48秒	1分07秒	3分22秒	2分16秒

おっと！？
気温が暑いほど、時間が短くなる傾向がある！？

特に、3minと公言し驚異的な正確性を誇っていた4番目のオイモンが
気温によって2分近くブレている！！
いったい、どういうことなのでしょうか！？

フライパンの上の油を思い出してください。
油を高温に熱するとサラサラになり、冷えると白く固まってしまいますよね。

オイルタイマーの中の透明な液体も同じような性質を持っています。
暖かいときはオイルがサラサラして色水や粒が流れやすく、
寒いときはドロドロして流れにくくなるのです。

ただ、オイルタイマーに使用されている液体の種類によって、影響の幅は異なるようです。
4番目のしゅわわータイプは、液体ではなく「粒子」がオイルの中を移動するため、
より影響を受けやすかったのだと思います。

炎天下では液体が早く流れてポタポタイムが早く終わり、
冷蔵庫では液体がゆっくり流れてポタポタイムが長くなる。

以上の研究結果が得られました！！＼(^o^)／

結論：タイマーの正確性は高い！…だけど注意も必要

今回の実験で、以下のことが分かりました。

• 方向による時間差はほぼない
• 同一方向によるムラは最大でも１０秒程度
• ラメ入りは大きくブレることがある
• 極端に暑いところでは短く、寒いところでは長くなる傾向がある

室内でタイマーとして使うなら、全く問題なさそうですね(*^^*)
ただのインテリアではなく、タイマーとしての有用性も証明することができて良かった…！

ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました！！