サンドピクチャーとは?魅力から選び方・メンテナンス方法もご紹介!

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砂×液体が生み出す、一期一会の美しい景色。

・大人っぽい幻想的なインテリアが欲しい…。
・アート性が高い癒しグッズをプレゼントしたい。



お任せ下さい!今回はサンドピクチャーについて解説します!
山脈、大地、海、宇宙…。
ゆっくりと動く砂が描き出す、一期一会の美しい景色…。
砂の偶然が作り出す一度きりの景色を見ていると、一度きりの人生についてゆっくり考えるキッカケにもなりそうです。
セイキンさんの動画でサンドピクチャーのことを知った方もいるかもしれませんね!
しかし液体インテリアの宿命として、サンドピクチャーの認知度も世間ではそれほど高くありません…(T_T)
私はこれまで200種類以上の液体インテリアをコレクションしてきた愛好家で、サンドピクチャーもその一つとして日常に取り入れています(*^^*)
その経験をもとに、サンドピクチャーの基本から選び方まで徹底解説致します!
サンドピクチャーとは?基本と魅力を知ろう!


そもそもサンドピクチャーって?
サンドピクチャーは、ガラスの中に砂・液体・空気を封入したアートインテリアです。
上下を逆さまにすることで砂が流れ落ち、一度きりの風景を描きます!



“砂時計”と”絵画”を合体させたようなインテリアだね!
上部の砂の層がゆっくり崩れていき、下に積もっていく過程になぜか夢中になってしまいます…。
子どものころの砂遊びで、砂山にトンネルを作って水を流したら、水流で少しずつトンネルが削られていくような…そんな懐かしさ…。
オイルタイマーを初めとする他の液体インテリアと比較すると、サンドピクチャーの芸術性は頭一つ抜けていると感じます。
一度ひっくり返すと止め時を失って、気付いたら3回、4回…と無心でひっくり返している自分がいるんです(笑)



何百万の砂粒が毎回異なる動きをするので、どんな崩れ方、積もり方をするのかワクワクするんですよね!
サンドピクチャーの3つのエモポイント♡


筆者が感じるサンドピクチャーの魅力は以下の通りです♡
①大自然の雄大さを室内で楽しめる。
サンドピクチャーが生み出す模様は、山脈、砂漠、夕焼け、宇宙などのスケールの大きな自然を連想します。
筆者は「宇宙のどこかには、こんな風景が実際にあるのだろうな…。」「こんな景色に比べたら、私の悩みなんてチッポケなものだ。」など、サンドピクチャーを見ることで悩みが少し楽になった経験があります(笑)
②砂の動きに見とれちゃう…。
美しい絵画は世界中にたくさんありますが、その制作過程を直接見ることは叶いません。
しかしサンドピクチャーなら、芸術的な砂の絵画が作られていくところを、間近でリアルタイムに鑑賞することができます!
なんとオトクなのでしょうか!?
③毎回異なるアートが出来上がる。
サンドピクチャーの特徴として「一期一会のアート」とよく語られますが、まさにその通りです!
縞の模様、山の形、遠目から見たときの配色の印象…。
景色が作られる過程も、完成する景色も、全てが毎回異なります。



そのため飽きることなく、末永く愛用することができます!
サンドピクチャーの生みの親、クラウス・ベッシュ
サンドピクチャーを発明したのは、
オーストリアのアーティスト”クラウス・ベッシュ“(以下、ベッシュ様)です。
1963年生まれのベッシュ様は、19歳からガラス職人の工房で事務員として働いていました。
その頃のベッシュ様は写真撮影や鉛筆、インクによる描画を創作活動として嗜まれていたとのことです。
サンドピクチャー発明のキッカケとなったのは23歳のとき。
ある親友から渡された砂の写真を見て、 砂アートに無限の可能性があることを確信。


そしてベッシュ様はすぐに他の創作活動を一切辞め、砂アートの制作に没頭なされました。
そして試行、失敗、改良を繰り返しながらサンドピクチャーの開発に人生を捧げ、クオリティの高い作品を次々と開発。
現在では「サンドマン」という称号を手にし、サンドピクチャーの代名詞的存在になられています!
少し話は逸れますが、スライムが液体の中を動き回るラバランプをご存知でしょうか?
ラバランプを発明したエドワード様も、バーで飲んでいたときに偶然見かけた”アルモノ”から閃きを得て、ラバランプ開発に取りかかっています。



天才は、些細なものから無限の閃きを得るのですね!


クラウスベッシュの作品”KB collection”
ベッシュ様の作品は”KB collection”と呼ばれています。
2017年には世界各国のルイ・ヴィトンで、ウィンドウディスプレイに採用されるなど、世界中の家庭やオフィスで愛されているんです!


今やベッシュ様は世界的な有名人ですが、かなりの親日派のようで、日本のアーティストとも積極的にコラボされていらっしゃいます!♡
漫画界の巨匠松本零士さんが背景を担当した「Galaxy Zero」


人気写真家 KAGAYA氏に背景を依頼した
「天の川」「満月」




う、美しすぎる…。リビングに飾りたい…。
我慢できない物欲が…湧き上がってきます…。






サンドピクチャー購入ガイド



KB collectionすっごくステキなんだけど、値段的に手が出ないわ…。



サンドピクチャーを選ぶ際の特徴として、以下のポイントが挙げられます。
①どんな形状が好き?
(丸型 or 四角 or 装飾型)
②ライト機能は必要?
③回転機能は必要?
④壁に掛けたい?
複数の機能を持つ商品ほど、価格が上がっていく傾向があります。
特徴ごとにセレクトしてみましたので、以下からお気に入りを見つけてみて下さいね〜!
①フレームの形から選ぶ
サンドピクチャーの形状は、大きく3種類に分類することができます!
・ラウンド(丸)型
・スクエア(四角)型
・土台飾り型
ラウンド(丸)型






スクエア(四角)型








土台飾り型


丸型や四角型もスタイリッシュでオシャレですが、土台飾り型も存在感がありますね!
麻雀・パンダ・猫など色々なモチーフの商品があるので、プレゼントにも良さそうです!


②ライト機能のあるもの


サンドピクチャーには、土台や本体にLED照明が施されているものがあります!
ベッドサイドのランプや、ちょっとした間接照明として使用することができオシャレ感が倍増しますね!


③回転機能のあるもの


回転する軸があるものを選べば、手で押すだけで「クルっ」とひっくり返すことができます。
ひっくり返す時に持ち上げる必要がないため、落として壊してしまうなどのリスクがなくなります!(*^^*)
④壁掛けできるもの
壁掛けタイプを選べば、リビングや寝室などの壁が一気にアート空間に!
壁に掛けたままクルクル回転させられるので、落下する心配も少ないです。




サンドピクチャー購入 & 注射器で空気を抜いてみた!
こちらの商品を購入してみました!
CHURYCYさんの「月が見え隠れするサンドピクチャー」3,600円です。


月が見え隠れするサンドピクチャー、開封!!
中身はこのようになっていました!


写真中央の注射器が少し物々しいですね(笑)
割とリーズナブルなお値段ですが、予想以上の美しさで感動しました!!
トラブル発生!砂が落ちない!!
しばらく鑑賞していると、砂が落ちなくなっちゃいました…。
原因はガラス内に気泡が多すぎるためです。


サンドピクチャーは時間とともに水が少しずつ蒸発します。
水が減って気泡が増えすぎると、砂が落ちるのを端から端まで塞いでしまうんですよね。



逆に気泡が少なすぎると、砂が一気にザバーっと落ちてしまいます。
注射器でサンドピクチャーの空気を抜いてみました
サンドピクチャーの砂が落ちない時は、注射器で気泡を吸い出しましょう!


この怪しげな注射器は、気泡や水の量を調節するためのモノだったのです!!
空気の抜き方
空気調整用インジェクター(注射器)を使って、多すぎる空気を抜いてみました。
まず砂を全て下に落として、傾けます。
すると気泡が角に集まるので、注射器をブスッと。
商品によっては注射器を刺す専用の穴が空いているものもあります!
逆に水を注入する時は、水道水ではなく不純物の少ないミネラルウォーターを使いましょう!
まとめ:サンドピクチャーで雄大な景色へ旅に出よう


この記事では以下の内容を解説しました!
みなさんもサンドピクチャーで、家にいながら壮大な景色を体感して下さいね〜!
ご覧いただきありがとうございました〜!